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二枚舌

 投稿者:じゅごん  投稿日:2009年 7月 3日(金)17時58分5秒
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  東京都都議選が今日、告示された。解散-総選挙も近いと見られ各党は都議選では総力をあげてたたかっている。共産党は民主党たたきを行い少しでも有権者の票を獲得しようとしている。僕も民主が勝つぐらいならば共産党を応援したい。しかし、共産党は今日の「赤旗」で奇妙な記事をのせた。鳩山民主党代表が4年も前にだした本を酷評している。
論旨は鳩山代表は改憲論者だという。
「鳩山氏の『試案』の第一の特徴は、憲法の平和原則、なかでも『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』とした9条2項を否定していることにあります。同項を『最も欺瞞的』と攻撃し「自衛軍保持」を明記しました。

『現行憲法の最も欺瞞的な部分をなくし、誰が読んでも同じ理解ができるものにすることが重要なのだ』
『第50条(自衛軍)日本国は、自らの独立と安全を確保するため、自衛軍を保持する』
「鳩山氏は、その上で海外での集団的自衛権の行使を容認すると明記。自民党でさえ、憲法上禁じられているとしてきた原則の大転換です」

ここまで読むとでは先週の土曜日に出た『赤旗』で一面で改憲論者である野中氏を「特別インタビュー野中広務さん」ともちあげていたのはどういうわけだろう。野中氏ははっきりとこのインタビューでいいきっている。「私じしんは、憲法について9条2項を変えて自衛隊を認め、しかし、海外へださないという規定にすべきと考えています。あなたがたとは違うかもしれないが、これが実現しないうちは、9条を含めて現在の憲法を守るべきだと思います」
鳩山氏も野中氏もたぶん自民党も9条2項を変えるという点では素晴らしき統一戦線をくんでいる。すこし違うのは自衛軍と自衛隊を認める、あるいは自衛隊を海外へ出す、出さないということぐらいだ。後者の問題では91年のPKO協力法の成立からどれだけ自衛隊は海外にでていったのか。もう20年近く自衛隊は海外派兵の実績を積み上げている。今でもソマリアとインド洋、それに僕の知らない地域で自衛隊は「活躍」している。今さら野中氏のように「自衛隊を認め、しかし、海外へださない」といってみたところで何か指で空にさわる感じである。彼ら、改憲派大統一戦線の意図は言葉の遊びではなく、「交戦権を認めない」というところをなんとか突破したいのではないか。すべての改憲論者がこの点では一致している。

ところが、僕が読むと同じようなことなのだが、民主・鳩山代表の「改憲論」は「自民党より悪質」であり、野中氏は「同志」だそうである。ここのどこかに二枚舌がないだろうか。
ところで、我がおっちょこちょいの「左翼国民新党」だが「改憲決戦において左バネになる」と息巻いている。
しかし、6月の東京の集会では、民主党からもアピールをもらっている。今度は野中氏から10月の集会で特別アピールをもらうという。
共産党は二枚舌だが、「左翼国民新党」は重婚ということか。

ところでその野中氏は96年の「安保再定義」97年「ガイドライン」99年の小渕内閣の146国会では周辺事態法案、国旗・国家法案を通した。彼が「しかし、海外へはださない」といっていることはどこか空しく響く。
政治家たちの言葉のお遊びと「左翼国民新党」のお遊びにおいら労働者たちは不況でくるしんでいるからつきあってはいられない。労働者階級の解放は、労働者階級じしんの事業だ。破壊して建設する、そちらのほうがずっとおいらたちには合っているぜ!
 
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